築地市場の移転先の豊洲の土壌問題に出てくるベンゼンって何?


築地市場の新移転先である豊洲の土壌問題で一旦移転計画が延期になりました。

この土壌問題でよく耳にするベンゼンという物質は何なのでしょうか?

実際、土壌汚染で食の安全が確保されないのであれば延期も仕方がないですよね。

ただ、色んな問題が潜んでいそうですよ!

 

本来なら

2016年の11月7日に豊洲市場が築地に変わって開場されることが予定されていました。

しかし、小池百合子東京都知事が延期を決めました。

この延期というのは、簡単に延期しずらいという問題もある中の英断と言わざるを得ない状況下で行われています。

 

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というのも

ただ、簡単に延期というのではなく

実はもう築地で営業していた会社はすでに豊洲に自分のところの食材を保存するための

冷蔵庫や冷凍庫を設備として建設済みであり、しかも食材を冷凍させるためには

なんと3ヶ月くらい前から冷やし始めないと冷凍の最適温度にならないなどで

その電気代などは営業が始まらないとどんどん使用され

延期になったらこれらの電気代はおそらく東京都に請求されることになるのではないか

という問題も含んでいたからです。

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そんな中での延期の決断。

 

そこまで分かっていながら延期された理由は今回は土壌問題が出てきたからです。

 

豊洲市場開場予定地の東京ガス工場跡地から2008年に定められた環境基準値の

4万3000倍に達するベンゼンが検出されたのです。

さらに2014年11月から続いている地下水のモニタリング調査が終わっていません。

 

ではこの土壌汚染問題のベンゼンというのは何なのでしょうか?

 

無色で引火性の高い液体の化学物質です。

簡単に言えばガソリンに含まれるものです。

私たちの私生活でベンゼンといえば車からの排気ガスに含まれています。

 

豊洲市場になぜそのような排気ガスみたいなのを発生させるモノがあるのか?

 

豊洲市場の場合は、元々東京ガス工場があって

そこで都市ガスが製造されていたわけなのですけれども

それらが長年の稼働のためにベンゼンという物質が蓄積されていたと考えられています。

 

ベンゼンはどれくらいマズイのか?

 

発がん性物質であり目や喉などの粘膜への刺激や

皮膚の炎症などを引き起こし

さらに高濃度になってくると

目まいや頭痛、嘔吐といった中毒症状が出ます。

車のマフラーに長時間、顔を当てて平気でいられる人はいませんね?

そういう事です。

 

そんな危険なベンゼンというのが食べ物を扱う場所で検出されて大丈夫なのか?

 

このベンゼンを含む水が仮に豊洲市場で使われたら大変な健康被害が出ます。

それが分かっていたので東京都は858億円をかけて土壌汚染対策工事をしました。

これらはみな都民の税金から支払われます。

 

858億円をかけて土壌汚染対策が出来たのではなかったのか?

 

はい、出来ていなかったのですよねw

しかも専門家が集まって対策を検討して行動したわけなのですが

土壌汚染対策が出来たのは、建物がない部分の話だったのです。

あれ?建物の下はそれではどうなっているの?

と誰もが考えると思いますが

建物の下には何もありません。

悲しい事に建物の下には食品を保存しておくための空洞があるだけなのです。

 

つまり、土壌汚染問題で言われているベンゼン対策はほぼ出来ていないと言えます。

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しかし、小池百合子都知事のせいではありません。

小池百合子都知事は、これらの問題がなぜ起きたのかその原因を探ろうとしています。

この問題が分かっていたのにGOを出した人物がいるわけです。

 

先ほど

ベンゼンが与える症状について話をしましたが

ベンゼンの特徴としまして

ベンゼンは気化しやすいのです。

ガソリンスタンドで給油した際のガソリンの匂いだと思えばイメージしやすいですかね。

つまり、豊洲に来た人やそこで働く人が吸い込んでしまう可能性があります。

しかし、これまでの地下水の調査ではベンゼンは環境基準値を下回っているのです。

それらは築地市場から豊洲に移転する際に、各店舗にもそういう説明がされています。

 

築地市場で営業をしていた人達にはその説明がされていたから

豊洲に移動しようと決断した人もいたと考えられますが

東京都が最初に「だから安全ですよー」という説明通りではなくなってきています。

 

この土壌問題で

本来なら地表から4・5メートルを削りとって

新しい土を入れていく作業(盛り土)を実施していたわけなのですが

建物の下にはその盛り土がない。

 

今後、この建物の下をどうにかしないといけないわけなのですが

考えられる対策は2つくらいですかね。

 

コンクリートを空洞部分に流し込んで固めてしまう。

盛り土を空洞部分にガッツリ入れる作業をする。

 

コンクリートを入れる案も妥当なところかもしれませんが

もの凄い日数がかかると見られています。

だいたい1年くらいはかかると考えられていて

たった6ヶ月延期するだけで現状の豊洲市場は冷凍室の維持費だけでも

膨大な金額になる試算でした。

それらが1年、、、、とか都民の税金で払われるわけなのですが

どうなっていくのでしょうか。

今後の動向に注目が集まります。

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